こんにちは、ぬいぐるみを研究することが大好きな管理人です!
ファーストトイや出産祝いとして人気が高いエルクスアンドエンジェルズ(ELKS & ANGELS)とフラットアウトベア(FLATOUTbear)のテディベアが存在します。
SNSを中心にいま話題のブランドですよね。
どちらも平らなぺたんこフォルムで、素材もシープスキン100%から作られています。
同じブランドと勘違いする人がいてもおかしくない程ですよね。
そこで今回は2つのブランドを比較してみました。
素材や種類について、大きさや値段、その他の違いなどをまとめてみました。
結論から言いますと、どちらも素敵なブランドですので、間違いないです。
インスタでぺたんこフォルムのぬいぐるみが可愛いと思って気になっていた方や、すでに購入は決めているけど違いがあるのか知りたかった方などの参考になれば嬉しいです。
それでは早速比較してみましょう!
ブランドについて
まず2つのブランドについて比較してみました。
2010年にオーストラリア生まれのインテリアデザイナーのジャネット・ケネディ・オルトさんがニューヨークで立ち上げたブランド。
「感覚的な体験や、子どもの健康・安全には、素材が最も需要である」をコンセプトに掲げています。
2001年、シドニー出身のサラとプルーの姉妹によってオーストラリアで誕生しました。
オンラインストアから始まり、いまでは累計40万頭以上のベアを販売し、世界で50ヶ国以上を旅する程に成長しました。
ブランド(メーカー)の所在国は、フラットアウトベアはオーストラリアでエルクスアンドエンジェルズはアメリカです。
(ちなみにどちらも製造国は中国製です。)
どちらかと言うと日本ではエルクスアンドエンジェルズの方が話題に上がっているように見えますが、歴史はフラットアウトベアが10年近く長いです。
またインスタグラムのフォロワー数、ハッシュタグで投稿数を比較した場合も、フラットアウトベアの方が規模が大きいことが分かりました。
2つのInstagramを比較しました(2023年12月現在)
それぞれのブランドを詳しく知りたい場合は、こちらを参考にしてください。
素材、安全性について
どちらも羊毛100%ですが、ブランドによって少し表現が違います。
・オーストラリア産のリアルシープスキンでできたぬいぐるみ
(blossom39 日本総代理店より)
・オーストラリア・シープスキン100%
・天然ムートン100%
(ムートンクラブ 日本正規代理店より)
どちらもオーストラリア産のシープスキンを使用していることがわかりました。
ちなみにシープスキンは良いことがありますので、一部をまとめました。
・通気性が良い
・化学繊維のような石油臭さがない
・難燃性で静電気に強い
・手洗いも可能
・夏には涼しく、冬は暖かく、一年を通して快適な温度を保ってくれること
・自浄作用(ラノリン)のおかげで、汚れや細菌が付きにくく、バクテリアの繁殖も抑えられる。
またフラットアウトベアはCEマークをはじめ、各国の安全基準をクリアしています。
エルクスアンドエンジェルズも商品説明欄で目や鼻、リボンがしっかり固定されているなどと安全性について言及していますが、特にCEマークの取得等の記載はぬいぐるみからは見つけられませんでした。
どちらも素材はオーストラリア産のシープスキンを使用し、CEマークの安全基準をクリアしているのは、フラットアウトベアということがわかりました。
タグの比較。フラットアウトベアにはCEマークが確認できます。
洗濯について
どちらも手洗いが可能なぬいぐるみです。
フラットアウトベアには詳細に洗い方の記載がございます。
《スポット汚れの場合》
ウール洗剤を冷水と混ぜます。柔らかい布を洗剤水に浸し、フラットアウトベアの気になる汚れを優しく拭き取ります。乾いた布で軽くたたいて余分な水分を取り除きます。 最後はフラットアウトベアを日陰に平らに置き、完全に乾かします。
《全体的に汚れが気になる場合》
桶やバケツにウール洗剤を冷水と混ぜます。フラットアウトベアを浸からせて、静かに動かします。手で優しくこすって汚れを取り除きます。タオルで優しく丸めて水分を取り除いてください。
ムートンクラブ (フラットアウトベア日本代理店より引用)
どちらも同じオーストラリア産のシープスキン100%なので、エルクスアンドエンジェルズも同様の洗い方で大丈夫かと思います。
また乾かし方は、どちらも日陰で自然乾燥が推奨されています。
(自然乾燥するまでに数日かかる場合があります。)
ドライヤーなどの人工的な熱を使用したり、直射日光に当ててしまうと、皮が縮んだり硬くなったり、柔らかさや心地よさが損なわれる可能性があるみたいです。
同じ素材を使用しているので、ここに違いはなさそうですね。
種類、大きさ、値段を比較
ブランド | カラーバリエーション | サイズ展開 |
---|---|---|
エルクスアンドエンジェルズ | 5 | 2サイズ |
フラットアウトベア | 8 | 2サイズ |
カラーバリエーションですが、エルクスが5種類でフラットアウトベアが8種類ございます。
(エルクスのライトブルーは日本の代理店は取り扱っておりません。)
特にフラットアウトベアは、コアラやレオパード柄などバリエーションが豊富です。
さらにその他にもうさぎのフラットアウトバニーも3種類存在します。
またどちらのブランドも2サイズ展開されています。
リトルカドルベアの5種類。 引用:ELKS & ANGELS公式インスタグラム
次に大きさの比較です。
ブランド | 小(値段) | 大(値段) |
---|---|---|
エルクスアンドエンジェルズ | 縦20.32cm×横15.24cm×厚2.54cm (6,050円) | 縦30.48cm×横25.4cm×厚さ2.54cm 代理店取扱なし |
フラットアウトベア | 縦18cm×横16cm×厚4cm (5,830円) | 縦30cm×横25cm×厚5cm (8,140円) |
うーん、、、数値だとどちらも変わらないように見えますね笑
まず厚さですが、フラットアウトベアがどちらのサイズでも分厚い事が確認できます。
縦のサイズを比較しますと、エルクスの方がやや背が高いです。
大きいサイズこそほとんど変わりませんが、小さいサイズでは違いを感じられます。
サイズを比較。フラットアウトベアが少し小さく見えますね。
次に値段ですが、そこまで大きな差はありませんが、エルクスアンドエンジェルズが200円程高いです。
身長が高い分、少し値段に反映されているのでしょうか?
また2023年12月現在、エルクスアンドエンジェルズのカドルベア(大きいサイズ)は日本総代理店では取り扱いがありません。
大きいサイズを購入したい場合は、フラットアウトベアでしたら簡単に購入できるのでオススメです。
種類が豊富なのは、フラットアウトベアということがわかりました。
その他の違い
ここまでまとめても、ほぼ違いがないこの2つのブランドですが、僅かに違う点はございます。
・リボンの着脱について
・専用箱に有無について
・日本代理店の違い
リボンの着脱について
まず最初にリボンの着脱についてですが、
エルクスアンドエンジェルズはしっかり固定されていますが、フラットアウトベアは着脱可能です。
おそらく誤飲を防止するために固定されていると思われます。
フラットアウトベアのタグにはWarning: ribbon must be removed(警告: リボンは取り外す必要があります)と記載がございます。
どちらも赤ちゃんのことを考えて作られていますね。
リボンの比較です。エルクスはしっかり固定されています。
専用箱に有無について
次に専用箱の有無についてです。
エルクスアンドエンジェルズのリトルカドルベア(小さいサイズ)のみ専用箱が用意されています。
ラッピングをすればどのサイズでも充分に映えますが、やはり専用箱が付いているのはありがたいですよね。
日本代理店の違い
最後に代理店の違いです。
エルクスアンドエンジェルズ・・・blossom39(国内総代理店)
フラットアウトベア・・・ムートンクラブ(日本正規代理店)
こちらの大きな違いは、blossom39には直営店を含め30店舗ほど存在しますが、ムートンクラブは通販のみでの販売しかございません。
フラットアウトベアも主要百貨店で取り扱いがあるようですが、エルクスアンドエンジェルズに比べたら個数も少なく探すことが難しいかもしれません。
実際に手に取ってしっかり確認したい方には、エルクスアンドエンジェルズをオススメします。
海外の店舗の様子。フラットアウトベアが大量にあります。 引用:FLATOUTbear公式インスタグラム
まとめ
下記のようにまとめられました。
歴史の長さ…フラットアウトベア
インスタの投稿数やフォロワー数…フラットアウトベア
お求めやすさ…フラットアウトベア
豊富なバリエーション…フラットアウトベア
実店舗での購入のしやすさ…エルクスアンドエンジェルズ
専用箱があるのは、エルクスアンドエンジェルズ
(リトルカドルベアのみ)
いかがだったでしょうか?
どちらもそこまでは変わらなかったですね。
私個人の感想としては、歴史が長く、バリエーションも豊富なフラットアウトベアが面白いかなと思いました。
実際に手に取って出産祝いやお誕生日などに贈りたい場合はエルクスアンドエンジェルズのリトルカドルベア(専用箱付き)が1番無難でしょうか?
どちらも素敵なブランドなので間違いはありませんが、ビビっと来た子を選んで大丈夫だと思いますよ。
あなたも気に入るものがありましたら、ぜひチェックしてみてくださいね。
ご拝読ありがとうございました。